2025.06.30
【産後に痩せにくいのはなぜ?】特徴と対策について
こんにちは
日本DRT協会認定院
からだサポートSUZURANです。
出産を終えて「お腹やお尻のラインが戻らない」「なかなか体重が戻らない」
「痩せにくくなった」など、そんなお悩みを抱えているママはとても多くいらっしゃいます。
産後に痩せられない人には、いくつかの共通した特徴があります。
以下に代表的なものを挙げます。
🔸1. 睡眠不足
•夜中の授乳や育児による睡眠不足が、ホルモンバランスを乱し、代謝が低下します。
•食欲を増進させるホルモン(グレリン)が増加し、過食の原因に。
🔸2. 運動不足
•赤ちゃんのお世話に追われ、自分の運動時間が取れない。
•筋肉量が落ちると基礎代謝も下がります。
🔸3. 食生活の乱れ
•自分の食事を後回しにして、手軽な炭水化物や甘い物に頼りがち。
•栄養バランスが偏り、脂肪がつきやすくなります。
🔸4. ホルモンの影響
•産後の女性ホルモンの変動で、脂肪が落ちにくくなる。
•特に「プロラクチン」が高いと、脂肪を蓄えやすくなるという研究も。
🔸5. 骨盤のゆがみ・開き
•出産で骨盤が開いたままだと、内臓が下がり代謝が落ち、ぽっこりお腹の原因にも。
•骨盤矯正をせずに放置している人に多い特徴です。
🔸6. ストレス過多
•育児ストレスでコルチゾール(ストレスホルモン)が増えると、脂肪を溜め込みやすくなります。
🔸7. 年齢による代謝低下
•30代以降の出産では、元々の代謝も落ちており、若い頃と同じ生活では痩せにくい。
以下に「痩せられない人の対策」と「産後に痩せた人の特徴」をわかりやすくまとめます。
【対策】産後
① 睡眠の質を改善する
•まとまった睡眠が取れなくても、「昼寝でこまめに休む」などで補う
•夜泣きの協力をパートナーにも頼む
② 骨盤ケアを取り入れる
•骨盤矯正ストレッチや整体を活用
内臓を正しい位置に戻しやすくなる
③ 時短でできる運動を習慣に
•赤ちゃんを抱っこしながらスクワット
•おんぶしながらの家事は意外と運動に(姿勢に注意)
•5分でも良いので「毎日続ける」ことが鍵
④ 食事内容を見直す
•「量より質」を意識:たんぱく質・食物繊維・鉄分を中心に
•甘い物・小麦製品・ジュースを減らすだけでも大きく変わる
⑤ ストレスをためこまない
•自分だけの時間を少しでもつくる
•育児を一人で抱え込まず、家族や外部サポートに頼る
🌟 産後に痩せた人の特徴
◎ 無理なく続けられる習慣を持っていた
•激しい運動ではなく、ウォーキングやストレッチなど継続しやすいものを実践
◎ 食事の工夫をしていた
•間食は「ナッツやゆで卵」など太りにくいものに置き換え
•「食べる時間」にも気をつけていた(夜遅くの食事を避ける)
◎ 骨盤ケアを重視していた
•整体や体操、ヨガで骨盤を締める努力をしていた
•正しい姿勢を意識していた
◎ 自分を責めすぎず、気持ちに余裕があった
•数字にとらわれず、「体の調子」や「着たい服が着られること」に焦点を当てていた
◎ 周囲の協力を上手に得ていた
•パートナーや親、託児などを活用し、運動や食事改善の時間を確保
産後の体型変化や不調は、決して“年齢”や“努力不足”のせいではありません。
体はちゃんと理由があって変化しています。そのサインに気づいて、ケアしてあげることで、自然と痩せやすい体に戻っていきます。
少しずつでも、自分を大切にする時間を持てますように🍀
